物忘れや認知機能の低下は、老化に伴う自然な現象ですが、これから紹介する方法を試すことで改善できる可能性はあります。
[目次]
1,身体的な健康の維持
・バランスの取れた食事をとる
バランスのとれた食事とは、たんぱく質や脂質、炭水化物(糖質)やビタミン、ミネラルを、必要な分だけ摂取できる食事のことです。
・適度な運動を行う
※適度な運動とは
息がはずみ、汗をかく程度の運動を週合計60分、毎週続けることです。 例えば、1回20分程度を週3回や1回30分程度を週2回、あるいは平日に時間が取れない場合は、週末に1回60分の運動を取り入れても効果が得られます。
・十分な睡眠を確保する
※十分な睡眠とは
〇体内時計のリズムを保つ
・毎日規則正しい時間に起きて朝の光で体内時計をリセットする。
・休日でも平日と同じ時間くらいに起きる。
・夜遅くのスマートフォンやパソコンは避け、少なくとも寝床に就く90分前には使用を控える。
〇定期的な運動習慣を身に付ける
・負担が少なく、長続きするような有酸素運動(ウォーキングやランニング)がおすすめ。
※激しい運動は逆に睡眠を妨げます
〇昼寝は15~20分程度にする
・夕方以降の昼寝は夜に睡眠に影響を与えるため、我慢をする。
・目覚めをすっきりさせるために昼寝の前にカフェイン飲料を飲んでおくこともおすすめ。
〇効果的な入浴をする
・就寝前の2~3時間前に40度以下で20~30分ゆったりとつかる。
(42度の熱めのお湯であれば、5分程度が目安)
〇就寝前のカフェイン・アルコールを避ける
・コーヒー、緑茶、チョコレートなどのカフェインが含まれる飲食物を避ける。
・敏感な人は就寝の5~6時間前くらいから控えることがおすすめ。
・アルコールは適量に、休肝日を取るなど節度ある飲み方をして、寝酒は避ける。
〇快適な睡眠環境を整える
・寝具は吸湿、放湿性が良く、保温性の高いものを使用する。
・室温は、夏は25~28度、冬は18~22度、湿度は50~60%を目安にする。
・自分に合ったサイズの枕を使用する。
〇寝床は眠る専用の場所にする
・布団やベッドでは食事、仕事、勉強をしないなど、睡眠モードに切り替えられる工夫をする。
2,知的な刺激
・読書、パズル、クロスワード、ボードゲームなど、脳を刺激する活動を定期的に行う
・新しいスキルを学ぶ。
新しいことを学ぶことは脳の柔軟性を維持し、物忘れを減らすのに役立ちます。
3,ストレス管理
・ストレスがあると認知機能が低下することがあります。
リラクゼーション技法や瞑想を取り入れて、ストレスを軽減しましょう。
4,社会的な活動
・友人や家族と交流を持つ。
社会的なつながりを維持することは認知機能に良い影響を与える可能性があります。
5,健康診断と治療
・必要に応じて医師の診療を受ける。
物忘れや認知機能の低下が進行する場合、医師のアドバイスや治療が必要な場合があります。
6,良い生活習慣
・喫煙や過度の飲酒など、これらの習慣は脳の健康への悪影響を考慮する可能性があります。
まとめ
老化に伴う認知機能の低下は避けられないものかもしれませんが、健康的な生活習慣や適切なケアを行うことで、その影響を軽減できることがあります。
是非、今回紹介した方法を試してみてください!